競売物件を購入するときに注意すべきポイントをまとめました。

デメリットも知っておく


物件の購入とは非常に高額な買い物であることから、安易な気持ちで決めることは出来ませんので、誰もが何度も見学などを繰り返して決めるものです。競売物件の購入でも見学をしたいものですが、競売物件ではそれが出来ません。そのため、十分な情報が得られない状態で購入を決めなければならないのです。

もちろん、競売物件は情報が一切無いというわけではありません。物件証明書、現地調査報告書、評価書の資料が用意されていますので、こちらの資料を基にして情報を得ることが出来るのです。これらの資料は執行官が作成したもので、資料の中には物件の内部写真などもあります。
さらに、物件の設備や構造も記載されていますので、ある程度の様子を知ることが出来るでしょう。そして、調査書は不動産鑑定士によって作成されており、物件の図面が記載されています。

また、競売物件は占有者から引き渡しをしてもらう必要がありますが、それは買い手が行わなければなりません。強制執行などの専門的な手続きが必要になることもありますので注意しましょう。競売物件は低価格で特殊な設備の物件がありますが、こちらに挙げたようなデメリットも存在しているのです。しかし、競売物件でなければ手に入らない物件もあります。